
「ザックリ・・・とイメージできる」
土地神話の崩壊、減損会計の導入、企業再生のためのオフバランス化に伴う不動産の放出、その不動産がいかにして金融商品となるか・・その背景が解りやすく説明されている。
また、SPC法・投信法の証券化スキームが図解されているので初心者でもザックリとイメージできる内容になっている。
不動産投資や住宅の購入を考えている人は勿論、企業の経営企画系若手社員にとっても必要な知識だ。
一読すれば「不動産金融ビジネス」について解らないところが解るようになる。
初めの一歩としては有効な本だと思う。
日本も遅ればせながらやっと「プロジェクト・ファイナンス」「ノンリコース・ローン」など「現物の不動産」ではなくそこから生み出される「価値」に注目するようになったようだ。
低金利・株価低迷で行き場のない資金の受け皿として注目される不動産金融商品だが、供給過剰と言われる
住宅やオフィスがいくら証券化されても将来的には行き詰まるのではないか・・そんな疑問が残ったのも事実。
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